Xbox adaptive controllerのメディアブリーフィング
2021-04-24 08:06
2021年4月21日に、日本マイクロソフト(株)から、Xbox adaptive controllerのオンラインブリーフィングが行われました。
北海道医療センターからは、今回動画作成等で参加させていただいた、吉成さんとOTが出席。マイクロソフト本社からは、Xbox adaptive controllerの開発者と、日本マイクロソフトのアクセシビリティ担当の大島さんが出席。
1時間にわたって、同社の取り組みと、Xbox adaptive controllerの開発経緯が紹介されました。後半は、大島さんと吉成さんと、OTでの質疑応答。動画作成の様子などを紹介させていただきました。
今回動画作成に至った経緯は、2018年のXbox adaptive controllerがアメリカで販売されたときまでさかのぼります。
これまで、ゲームやろうぜプロジェクト等で、ゲームアクセシビリティの情報発信をしてきた私達にとって、このコントローラの発表はとても興奮しました。すぐに、日本でも発売してほしいと担当の大島さんと連絡。同じマイクロソフトでも、今回の情報は発表で知ったそうで、「同時発売は難しいにしても、日本での発売・入手に向けて働きかけていきたいと思います。」と心強い言葉を当時いただいたことを嬉しく覚えています。そこで、発表の翌月の6月に東京品川のマイクロソフトへ訪問させていただき、国内でのゲームアクセシビリティの現状を紹介。そして、国内での販売が決まったときに、ゲームが難しい方々にこのコントローラの情報が届きやすいように、ぜひメディアリリースをしてほしい!というプレゼンをさせていただきました。もちろんプレゼン資料を作ったのは吉成さん。
そこから2020年1月に日本発売が開始されました。嬉しいことに、発売に合わせてインタビューなどのお話を伺っておりました。しかし、ご存知のごとく、2020年は混乱の年。どのような形でゲームのアクセシビリティ情報を発信していけばよいのか?複数回のオンラインによる打ち合わせを経て、紹介動画を病院でつくるので利用していただければ嬉しいですとご提案させていただいのが、今回のフリーフィングに繋がりました。
現在ユニーバーサルなコントローラは、HORIさんからのFlexcontrollerが発売されていますが、やはりきっかけとなったのが、Xbox adaptive controllerなのは、もちろんです。より多くのかたが、気軽に楽しめる環境を作っていくために
私達も活動を続けていきたいと思います。
北海道医療センターからは、今回動画作成等で参加させていただいた、吉成さんとOTが出席。マイクロソフト本社からは、Xbox adaptive controllerの開発者と、日本マイクロソフトのアクセシビリティ担当の大島さんが出席。
1時間にわたって、同社の取り組みと、Xbox adaptive controllerの開発経緯が紹介されました。後半は、大島さんと吉成さんと、OTでの質疑応答。動画作成の様子などを紹介させていただきました。
今回動画作成に至った経緯は、2018年のXbox adaptive controllerがアメリカで販売されたときまでさかのぼります。
これまで、ゲームやろうぜプロジェクト等で、ゲームアクセシビリティの情報発信をしてきた私達にとって、このコントローラの発表はとても興奮しました。すぐに、日本でも発売してほしいと担当の大島さんと連絡。同じマイクロソフトでも、今回の情報は発表で知ったそうで、「同時発売は難しいにしても、日本での発売・入手に向けて働きかけていきたいと思います。」と心強い言葉を当時いただいたことを嬉しく覚えています。そこで、発表の翌月の6月に東京品川のマイクロソフトへ訪問させていただき、国内でのゲームアクセシビリティの現状を紹介。そして、国内での販売が決まったときに、ゲームが難しい方々にこのコントローラの情報が届きやすいように、ぜひメディアリリースをしてほしい!というプレゼンをさせていただきました。もちろんプレゼン資料を作ったのは吉成さん。
そこから2020年1月に日本発売が開始されました。嬉しいことに、発売に合わせてインタビューなどのお話を伺っておりました。しかし、ご存知のごとく、2020年は混乱の年。どのような形でゲームのアクセシビリティ情報を発信していけばよいのか?複数回のオンラインによる打ち合わせを経て、紹介動画を病院でつくるので利用していただければ嬉しいですとご提案させていただいのが、今回のフリーフィングに繋がりました。
現在ユニーバーサルなコントローラは、HORIさんからのFlexcontrollerが発売されていますが、やはりきっかけとなったのが、Xbox adaptive controllerなのは、もちろんです。より多くのかたが、気軽に楽しめる環境を作っていくために
私達も活動を続けていきたいと思います。
ゲーム分野のアクセシビリティについて,Microsoftが取り組みを紹介。障害のある人をサポートする「Xbox Adaptive Controller」の紹介映像が公開に
2021-04-21 20:13
SMAeスポーツ大会のダイジェスト
2021-02-02 23:44
今年のゲームのアクセシビリティーは?
2020-12-16 09:07
今年発売された、ゲームのアクセシビリティーについての紹介がありました。基本外国タイトルについての紹介ですが、最後に日本語タイトルについても言及されています。今回も、英訳は、石前さん。では、英訳とともに、御覧ください!!
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様々な障害や特徴にも対応し誰もが快適にゲームをプレイできる、アクセシビリティ機能について紹介する。
ここ数年、ゲームにおいてアクセシビリティ機能が重要視されてきている。このチャンネルでは毎年、現状を調査して動画にまとめている。
今回、有名作からインディーまで今年発売された50以上のタイトルをプレイし、アクセシビリティ機能別にまとめた。
障害を持ち実際に機能を駆使しているプレイヤーたちに話を聞いたり、アクセシビリティの観点からゲームを分析した資料を参考にした。
PS5とXBOXについて
・ハイコントラスト、字幕、ボタン割り当て、スクリーンリーダーなど、両機共に非常に多くの機能が備わっている。
・PS5には文字サイズや色調変更機能がある。コントローラーも進化し、センサーで操作に連動するなど画期的な機能が備わったものの、
時にはそれが邪魔になってしまう場合がある。
・PS5ではPS4のコントローラーをサポートしていないため、個々人に合わせて改造したものは動かない可能性がある。
・その点、XBOXは以前のコントローラーでも問題なく動作し、公式のアダプティブコントローラーの存在が強み。操作の分担機能もある。
・二機が発売された直後、早速NintendoSwitchにも多くの同機能が実装された。
ボタン割り当てについて
・最重要機能と言っていいものの、問題点はまだ多い。各ゲームによって割り当てられるボタンの位置や種類が違うため、
それぞれ覚える必要がある。各ゲームメーカーには是非フォーマットの統一を望む。
・いまだに全てのボタンを完璧に代用できるゲームは少ない。ボタン連打、長押し、同時押しなどあると尚良い。
・操作に時間制限があるゲームも多いが、オフにできると良い。
アクセシビリティと難易度について
・様々な機能に対応したゲームが増える中、プレイを簡単にするためだけに機能を使うという問題がある。
本来身体的困難さを補うものであるため、バランスが難しい。だからと言ってアクセシビリティを制限するのも間違っている。
その他機能について
・字幕の大きさ、場所、タイミング調整、手紙の文字をフォントに変更、視覚情報を減らす、色盲に対応、
キャラクターの色変更、自動運転、片手操作、音声で指示
・激しい視点変化や、映像がより鮮明になった反面、敏感なプレイヤーは注意。
・新しいアクセシビリティのカテゴリーとして、視線入力が挙げられるだろう。
日本のゲームについて
・今回8つのゲームをプレイしたが、あまり機能が充実していない印象。「あつ森」に関しては設定項目すらないのは残念。
全体を通して、かなり進歩していると感じた。メーカーにはさらなる期待をしたい。